私の住む地域では7月から9月頃にかけてヒナノシャクジョウを見れる所がいくつかあります。
大きさは3-8cm程度、色は白色なので森の中では目立つので見つけやすいかも。
ヒナノシャクジョウは、光合成をしない腐生植物です。土壌中の菌類と共生し、菌類から栄養をもらって生育します。そのため、森林の林床などの、湿った場所に生育します。
ヒノキが沢山ある薄暗い湿った場所を探すと意外と見つかる気がします。
そしてヒナノシャクジョウがあるところにはホンゴウソウにウエマツソウが近くにある可能性があります。
もし見かける事があれば腰を下ろして周りも観察してみて下さい。
又,2023年8月現在、31都道府県で RDB 指定されてます。
見つけてもそーと踏まないようにしてあげてくださいね。盗掘は犯罪ですよ。
ヒナノシャクジョウは、全体的に白っぽく、茎は直立して、節ごとに小さな鱗片状の葉が着きます。葉は3-4枚で白く、披針形から卵形で長さ1.5-4mmです。
花は小さく、白色で、外花被片が合着して筒状になります。外花被片は先端で小さく3つに分かれて開き、内側は黄色です。
ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属 ヒナノシャクジョウ (Burmannia championii)