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希少植物 ウエマツソウ

まず普通に探しても中々見つけることが出来ない植物です。
日本では希少な植物であり、環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されていますので見つけてもそっと保護してあげて下さし。

 

ウエマツソウは、落葉広葉樹林の林床に生育し茎は直立し、高さは6〜10cmほどで花は7〜9月に咲き、茎の先に総状花序を形成します。
上方に雄花、下方に雌花をつける。雄花は紫紅色、雌花は赤色です。

 

ウエマツソウもホンゴウソウと同じく、葉緑素を持たない腐生植物です。そのため、光合成によって栄養を摂取することができず、土壌中の菌類と共生して生活している腐生植物です。

 

これを見つけた切っ掛けとなったのもヒナノシャクジョウです。 普段行かない場所でヒナノシャクジョウを見つけたのでホンゴウソウないかなっと探していたところウエマツソウが見つかったのが切っ掛けになります。 これも地域的なものがあるかもしれませんが、私の住む地域ではホンゴウソウに比べてはるかにウエマツソウは見つかりません。 正味、2年ぐらい探しており変形菌を探していたら偶々見つかったって落ちです。

 

ホンゴウソウの所で書いた内容と被りますが、ホンゴウソウとの簡単な見分け方として雄花の形で判断がすることが出来ます。雄花の形がヒトデのような形をしている場合、それはホンゴウソウです。細い針状の雄花の場合、ウエマツソウです。 ホンゴウソウに比べウエマツソウはかなり少ない為、見つけることが出来ればそれ発見になるかもしれません。

 

ホンゴウソウ科 ウエマツソウ属 ウエマツソウ (Sciaphila tosaensis)