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カリガネソウ 独特の臭気と美しい花を咲かせる植物

山中でカリガネソウを見かけると独特な臭気がすることがあります。
葉っぱをこすったり踏んでしまったりすると硫黄臭に似たした匂いがします。
一言でいえば臭い植物ですが秋を彩る山野草の一つです。

 

特徴

カリガネソウの特徴は、以下のとおりです。

  • 草丈:60~100cm
  • 葉:対生、広卵形
  • 花:青紫色、唇形、上唇は船形、下唇は3裂
  • 開花期:8~10月

カリガネソウの花は、上唇が船形に膨らんでおり、下唇は3裂して、蝶のような形をしています。花色は、一般的に青紫色です。

 

生態

カリガネソウは、日当たりと風通しのよい場所を好みます。夏に草丈が伸び、秋になると花を咲かせます。

 

注意点

カリガネソウの茎や葉には、独特の硫黄臭に似た臭気があります。
服とかにも臭いがつくので注意しましょう。

 

レッドデータ

2023/10現在、環境省のカテゴリでは指定されていませんが、25都道府県では絶滅危惧種の指定がされています。

 

 

 


シソ科 カリガネソウ属 カリガネソウ (雁金草 別名:ホカケソウ / Caryopteris divaricata)

カリガネソウ

カリガネソウ

カリガネソウ